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しめさばとみょうがのわさび和え【はすみふぁーむ 龍眼2021】

こんにちは、フリーランス管理栄養士のいしもとめぐみです。

このブログでは

・日本ワインに興味があるんだけど、どれを飲んだらいいかわからない
・日本ワインに合わせるおつまみって何がいい?

という人に向けて「今度の週末、これ飲んで!」というおすすめ日本ワインと、いっしょに食べたいおつまみレシピを紹介します。

今回はおすすめ日本ワインはすみふぁーむ 龍眼2021に合わせたい4つ目のおつまみしめさばとみょうがのわさび和えのレシピを紹介します。

合わせてはすみふぁーむさんのワイン作りについても紹介します。
ワインに合わせて、さわやかな風味とさっぱりとした酸味がおいしいおつまみを楽しんでください。

手ぬぐいの上に置かれた小鉢に入った、しめさばとみょうがのわさび和え。グリーンとワイングラス、はすみふぁーむ龍眼2021のワインボトル

龍眼2021 スペック表&テイスティングコメント

ワインのスペック表とテイスティングコメントはこちらの投稿をご覧ください↓

きのこと塩昆布のレンチン酒蒸し【はすみふぁーむ 龍眼2021】こんにちは、フリーランス管理栄養士のいしもとめぐみです。 このブログでは ・日本ワインに興味があるんだけど、どれを飲んだらい...

はすみふぁーむってどんなワイナリー?③

前々回ははすみふぁーむさんの来歴、前回は特色となるブドウ品種について紹介しました。

さつまいもの爽やかきんぴら【はすみふぁーむ 龍眼2021】こんにちは、フリーランス管理栄養士のいしもとめぐみです。 このブログでは ・日本ワインに興味があるんだけど、どれを飲んだらい...
だし香るなすのおろし煮【はすみふぁーむ 龍眼2021】こんにちは、フリーランス管理栄養士のいしもとめぐみです。 このブログでは ・日本ワインに興味があるんだけど、どれを飲んだらい...

今回ははすみふぁーむさんのワイン作りについてお話しします!

はすみふぁーむの代表、蓮見喜昭さんのワインのルーツはアメリカ。
そのためか、ワイン作りに関してもアメリカワインを理想に掲げているそうです。

前回の投稿でも、はすみふぁーむの特徴となるピノ・ノワールは、アメリカの味わいを目指していると紹介しました。
さらにワインを熟成させる樽には、アメリカンオークを利用しています。

ここで、ワイン醸造で使われる樽についてお話しします。
ワイン作りでは、主にオーク樽が使用されます。
オークは樫(かし)と訳されることが多いのですが、実際は楢(なら)という木の仲間です。
このふたつは前者が常緑樹、後者が落葉樹という違いがあります。

オークを使ったメジャーな樽が、フレンチオークアメリカンオーク
材木の産地で呼び分けているそうですが、ほかにも違いがみられます。

杉やひのきからいい香りがするように、樹木には香り成分が含まれています。
フレンチオークとアメリカンオークを比べると、香り成分に違いが見られます。
アメリカンオークはココナッツやバニラのような甘い香りの成分が多く、ワインを熟成させると甘くトロピカルな香りがつくそうです。
フレンチオークではこのような甘い香りの成分が少なく、代わりに繊細な香りとしっかりした味わいの骨格を持つワインに仕上がるそう。

オーク樽は製造過程で、樽の内側に焼きを加えます。
そのため、ワインにロースト香も付与されることになります。

日本ワインでは、フレンチオークが多く使われているようです。
香りのつき方が穏やかで、日本のブドウや日本人の嗜好に合うためでしょうか。
しかしはすみふぁーむさんでは、あえてアメリカンオークを採用しています。
アメリカンオークは香りが強い分、それに負けない力強いブドウを作る難しさがあるそうです。

龍眼2021の味わいからは、やさしく繊細な印象を受けます。
しかしはすみふぁーむさんは長野県ではめずらしい甲州とピノ・ノワールの栽培に力を入れたり、香りの強いアメリカンオーク樽を用いたりと、意外とアグレッシブなワイン作りに取り組んでいます。

前々回の投稿でふれたように、「日本一小さいワイナリー」として産声をあげたはすみふぁーむさん。
ワイン特区制度を活用した小規模ワイナリーから、一般の製造免許に切り替え、法人化も果たしました。
さらに現在は、古民家カフェや宿泊施設といった事業も手がけています。

ラベルに描かれている三角屋根の醸造所から今後どんなワインが誕生するのか、楽しみにしたいと思います😊

しめさばとみょうがのわさび和え レシピ

では、はすみふぁーむさんの龍眼2021に合わせたい本日のレシピを紹介します!

繊細な風味を持つ龍眼2021には、白身魚が合いそう。
しめさばなら、お酢でしめた酸味がワインに合いそうだし、料理にも手軽に使えそう🎶
そう思って、おつまみを考案してみました。

みょうがの食感や風味、わさびの香りをアクセントにして。
和えるだけで作れるので、ぜひ試してみてください!

エネルギー・糖質・塩分量・栄養素

【1人分】
エネルギー:135kcal
糖質:3.4g
食塩相当量:1.4g

脂がのったさばはおいしいですが、脂質が多い分エネルギーは高くなります。
しかしさばなどの魚に含まれる脂質は、オメガ3とも呼ばれるn-3系脂肪酸(DHA、EPA)が豊富です。

n-3系脂肪酸は血液中のLDLコレステロールや中性脂肪を減らし、HDLコレステロールを増やす作用が期待できます。
血中コレステロール値や中性脂肪の値が気になる人は、DHAやEPAが豊富な青魚を食べるとよいでしょう。

ただししめさばは、作る工程で砂糖や塩を大量に使うため、糖質や塩分量が高くなることに注意してください。

材料

【3人分】

しめさば      1パック(120g)

みょうが      3個

きゅうり      1/2本

●みりん      小さじ2

●しょうゆ     小さじ2

わさびチューブ   2g

塩(きゅうり用)  ひとつまみ

作り方

①●を耐熱容器に入れる。ラップをかけずに600wの電子レンジで20秒加熱して、アルコールを飛ばす。冷めたら、わさびチューブを加えてよく混ぜて溶かしておく。

②きゅうりを1mm幅の千切りにする。塩をもみ込み、5分おいて水気をしぼる。

③みょうがは乾燥している部分を切り落とし、縦半分に切ってから、1mm幅に斜めスライスする。

④しめさばは水分をキッチンペーパーでやさしく吸いとり、1cm幅に切る。

⑤②・③・④をボウルに合わせ、①をまわしかけてやさしく和え、皿に盛りつける。

・しめさばはカット済みのものを購入すると、とっても楽です!最後に和えるときは、しめさばが崩れないようやさしく混ぜ合わせてください。

龍眼2021との相性は?

しゃきしゃきと食感がよく香り豊かなみょうがと、さっぱりしていながら食べごたえのあるしめさばがおいしいおつまみです。
白ワインだけでなく、日本酒のあてにもよさそう!

手ぬぐいの上に置かれた小鉢に入った、しめさばとみょうがのわさび和え。グリーンとワイングラス、はすみふぁーむ龍眼2021のワインボトル

辛口な龍眼2021に、すっきりさわやかなおつまみはよく合います!
うまみや酸味のあるおつまみに、龍眼2021の果実味と苦味が加わって、全体的に味わいのバランスがとれています。

わさびの辛味は意外とひかえめ。
その強さ加減がちょうどよく、ときどき感じるわさびの刺激が龍眼2021にぴったりなんです😆
この組み合わせ、とってもしっくりきますね。

実は、長野県ではわさびの生産が盛んなんです。
わさびと長野ワイン、ちょっと縁を感じます🌟
わさびを使ったほかの料理とのペアリングも試してみたい、龍眼2021です!

今日も日本ワインとおいしいごはんで、ゆるりと楽しい時間をすごしてくださいね。
ではでは。