こんにちは、いしもとめぐみです。
このブログでは
・日本ワインに興味があるんだけど、どれを飲んだらいいかわからない
・日本ワインに合わせるおつまみって何がいい?
という人に向けて「今度の週末、これ飲んで!」というおすすめ日本ワインと、いっしょに食べたいおつまみレシピを紹介します。
今回はおすすめ日本ワインまるきワイナリー ラフィーユ樽甲州2021に合わせたい2つ目のおつまみしいたけとレンコンのにんにく塩麹和えのレシピを紹介します。
合わせてまるきワイナリーさんについても紹介します。
残暑に心地よいワインと、うまみたっぷりなおつまみを楽しんでください。
ラフィーユ樽甲州2021 スペック表&テイスティングコメント
ワインのスペック表とテイスティングコメントはこちらの投稿をご覧ください↓
まるきワイナリーってどんなワイナリー?前編
今回はまるきワイナリーさんの紹介をします!
まるきワイナリーさん(まるき葡萄酒株式会社)は、現存する日本最古のワイナリーとして有名です。
日本のワイン産業は1877年(明治10年)、二人の青年のフランス派遣に始まります。
このときフランスでブドウ栽培やワイン醸造を学んだのが、土屋龍憲(りゅうけん)氏と高野正誠(まさなり)氏。
フランスから戻ってきた土屋龍憲氏は1891年、マルキ葡萄酒を設立します。
これが、まるきワイナリーさんの前身となる会社です。
帰国した土屋龍憲氏は、日本の固有品種である甲州を使ったワイン作りをはじめます。
「フランスワインがフランス料理に合うように、甲州ぶどうが和食に合わないはずがない」
土屋龍憲氏のこのような強い思いは、今も受け継がれています。
ブドウの特性を活かしつつ、しかし強く個性が出過ぎない、料理の味わいを引き立てるワイン作りは、現在のまるきワイナリーさんの信条でもあります。
土屋龍憲氏は、マスカット・ベーリーAの生みの親であり、日本ワインの父とも呼ばれる川上善兵衛氏とも交流がありました。
新潟県から山梨県まで訪ねてきた川上善兵衛氏に、フランスで学んだ技術をおしみなく伝授したそうです。
創業から130年以上続く老舗ワイナリー。
現在は自社畑を山梨県のみならず、長野県、北海道(2箇所)と、ブドウ栽培に最適な地に所有し、その土地に合わせた品種の栽培に取り組んでいます。
まるきワイナリーさんのブドウ栽培やワイン醸造のこだわりについては、また次回以降の投稿でふれたいと思います😊
しいたけとレンコンのにんにく塩麹和え レシピ
では、まるきワイナリー ラフィーユ樽甲州2021に合わせたい本日のレシピを紹介します!
すっきり繊細な甲州ワインながら、樽由来の厚みのあるうまみを感じるラフィーユ樽甲州2021。
うまみのある食材や調味料を使って、味わいの力加減を合わせてみました。
きのこや根菜を使ったおつまみで、季節を感じてみませんか?
少ない材料でできるので、ぜひ作ってみてください!
材料
【2人分】
しいたけ 4個
れんこん 3cmくらい(120g)
●にんにくチューブ 1cm
●塩麹 大さじ1
サラダ油 小さじ2
作り方
①しいたけは石突きを切り落とし、軸をカットする。傘の方は5mmくらいの厚めにスライスし、軸は2〜4つに手でさく。
②れんこんは皮がついたまま、5mm幅のいちょう切りにする。少し大きめのボウルに●を混ぜ合わせておく。
③フライパンに油をひかず、①を並べてから中火で加熱する。しいたけから少し水分が出て、しんなりしてくるまで両面焼く。焼けたら●のボウルに入れる。
④フライパンの汚れをキッチンペーパーで軽く拭き取り、サラダ油を引いて加熱する。②を入れて全体に油をからめるようにさっと炒めたら、フライパンに広げて中火で2〜3分焼く。
⑤焼き色がついたら裏返し、同様に焦げ目がつくまで焼く。③のボウルに焼き上がったれんこんを加えて、全体を和えて皿に盛りつける。
・味つけはおつまみになるよう、少し濃いめです。ごはんのおかずにする場合は②で●の分量を少なめにしておき、最後に調整してください。
ラフィーユ樽甲州2021との相性は?
焼いて味が凝縮されたしいたけに塩麹を合わせて、シンプルながらうまみたっぷりのおつまみです。
れんこんのパリパリとした食感も楽しい🎶
芳ばしく香り立つしいたけと、ラフィーユ樽甲州2021のおだやかな樽の香りが好相性😊
にんにくが加わることで、ワインの厚みのある味わいと程よくマッチします。
れんこんの素朴な味にも、そっとよりそう甲州。
にんにくやうまみが効いたおつまみですが、ラフィーユ樽甲州2021の酸味や苦味で後味はすっきり!
ワインにもよく合う、とっても秋らしいおつまみになったのではないかな、と思います。
よかったら、今回のワインとおつまみレシピを楽しんでみてください🌟
ラフィーユ樽甲州のおだやかな味わいは、秋の素朴なおつまみによく合います。
お家ごはんにもぴったりな、おいしい白ワインです。
今日も日本ワインとおいしいごはんで、ゆるりと楽しい時間をすごしてくださいね。
ではでは。