こんにちは、いしもとめぐみです。
このブログでは
・日本ワインに興味があるんだけど、どれを飲んだらいいかわからない
・日本ワインに合わせるおつまみって何がいい?
という人に向けて、「今度の週末、これ飲んで!」というおすすめ日本ワインと
いっしょに食べたいおつまみレシピを紹介します。
今回はおすすめ日本ワイン
都農ワイン キャンベル・アーリー ドライ2021に合わせたい
4つ目のおつまみ鶏もも肉の黒酢南蛮のレシピを紹介します。
合わせてブドウの樹の仕立て方についても紹介します。
こだわりを持って作られたワインとともに、おいしいおつまみを楽しんでください!
ワインのスペック表とテイスティングコメントはこちらの投稿をご覧ください↓
今回はブドウの栽培方法、
とくにブドウの樹の仕立て方についてふれたいと思います!
ブドウの樹の仕立て方とは
ブドウの樹の植え方、育て方と言い換えることができるでしょう。
樹を畑の中でどのように配置し、長く伸びる枝をどのようにはわせるか、ということです。
かつて都農ワインさんでは栽培していたブドウが
シャルドネやピノ・ノワールなどヨーロッパ系品種が中心だったため
ヨーロッパで主流の垣根仕立てを取り入れていました。
垣根仕立てにすると、こんな感じの畑になります。
枝を横に伸ばして、樹が垣根のように整列している形になりますね。
しかしあるとき、一部のシャルドネを日本で主流の棚仕立てに変えてみたそうです。
棚仕立ては、わたしたち日本人がブドウ栽培といえば一般的に思い浮かべる方法です。
ブドウの枝と葉っぱが天井のように広がっていますね。
垣根仕立てから棚仕立てに変えると、シャルドネの収量が増加して
高品質のブドウができたそうです!
ブドウの樹の仕立て方は、垣根仕立てと棚仕立ての2種類がメジャーな方法です。
厳密には垣根仕立てにもギュイヨ式とかコルドン式とかあり、
垣根と棚以外の仕立て方もあるのですが、割愛!
ワイン用ブドウとして世界的に見ると、垣根仕立てが主流ですね。
垣根仕立てのメリットは
・樹一本あたりの収穫量を制限して、ブドウ一粒の糖度を高めることができる
・樹の管理や収穫がしやすい
一方、棚仕立てのメリットは
・樹1本あたりの収穫量が多い
・葉に日光が当たる面積を大きくできる
・風通しがよい
日差しが強い土地では、日光を葉っぱでさえぎってブドウの実を守れる
というメリットもあるそうです。
日本は湿気が多い国なので、生食用ブドウは風通しがよい棚仕立てで栽培されていますね。
さて、都農ワインさんに話を戻すと。
以前は、ワイン用ブドウの主流であるヨーロッパの仕立て方を採用していました。
しかし土地の特徴や仕立て方のメリットを改めて見直して
ワイン用ブドウの栽培では、世界的に見ればマイナーな棚仕立てを採用。
現在は、すべてのブドウを棚仕立てで栽培しているそうです。
常識を疑い、都農の土地と自分たちの理想のブドウ作りにそった方法を取り入れる。
わたしは都農ワインさんの、そんな姿勢に感銘を受けました😌
ほかにもブドウ栽培やワイン醸造について
とてもこだわりを持って取り組まれている都農ワインさん。
サイトにより詳しい内容が紹介されているので、よかったら見てくださいね。
では、都農ワイン キャンベル・アーリー ドライ2021に合わせたい
本日のレシピを紹介します❗️
都農ワインさんがある宮崎県といえば、チキン南蛮が有名です🐓
そこから着想を得て、甘酢をからめた鶏のから揚げに
キャンベル・アーリードライを合わせてみたいと思いました。
果実感のあるワインに合わせて、コクのある黒酢を使います。
なければ普通の米酢や穀物酢で大丈夫😊
鶏のから揚げは簡単に、揚げ焼きにして作ります🎶
暑い季節でも黒甘酢でさっぱり食べられるおつまみを、ぜひ作ってみてください!
鶏もも肉の黒酢南蛮
材料(2人分)
鶏もも肉 1枚(400g)
甘長とうがらし(またはししとう)4本
●しょうがチューブ 2cm
●にんにくチューブ 1cm
●酒 大さじ1
●しょうゆ 小さじ1
卵 1個
片栗粉 適量
◯黒酢 大さじ3
◯しょうゆ 大さじ2
◯砂糖 大さじ1
塩(甘長とうがらし用)少々
サラダ油 適量
白炒りごま 適量
作り方
①鶏もも肉はから揚げ程度の大きさに切り、●をもみ込んで、10分くらい置いておく。
②◯を小鍋に合わせて、火にかける。砂糖を混ぜて溶かし、沸いて一瞬泡立ったら火を止める。卵を溶いておく。
③甘長とうがらしは包丁の先で軽く刺して、破裂防止の穴を開ける。フライパンにサラダ油を小さじ1くらい引いて加熱し、中火で甘長とうがらしを焼く。全体に焼き色がついたらフライパンから取り出し、軽く塩をふる。
④同じフライパンにサラダ油を深さ1〜2cmくらいになるまで足して、加熱する。油が温まったら、①を②の溶き卵にくぐらせ、片栗粉を全体にまぶしつけてフライパンに並べ入れ、揚げ焼きにする。
⑤5分くらい焼いたら裏返す。さらに5分くらい焼いたら、数回表裏を返しながら全体に焼き色がつくまで加熱して、網などに上げて油をきる。
⑥⑤が熱いうちにボウルへうつして、②の黒甘酢をかける。鶏肉に黒甘酢がなじむように、さいばしやヘラなどでやさしく全体を混ぜる。③とともに皿に盛りつけて、白炒りごまをふる。
・鶏肉をフライパンに並べたら、衣が固まるまで触らないように焼いてください。
・少なめの油で揚げ焼きにしていますが、多少は油がはねるので気をつけてください!
黒酢を使ったコクのある甘酢がキャンベル・アーリードライにぴたっ💕
この上ないベストマッチです😍
黒酢南蛮の深みのある酸味と、キャンベル・アーリードライのフルーティーな酸味。
タイプの違う酸味で、揚げ物が重く感じません。
分厚めにつけた衣に黒甘酢がじんわりしみていて、箸が止まらなくなる味わい😋
ほろ苦い甘長とうがらしが、口直しにぴったりです。あ、辛いやつには注意🥵
鶏肉とキャンベル・アーリードライって、口にしたときの重みがちょうど釣り合いますね。
豚肉じゃないな、やっぱり鶏肉がいい!
よかったら、今回のワインとおつまみレシピを楽しんでみてください🌟
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揚げ物によく合う、すっきり辛口ロゼワイン🍷
食事に合わせやすい味わいなので、ぜひ一度飲んでみてください🎶
今日も日本ワインとおいしいごはんで、ゆるりと楽しい時間をすごしてくださいね。
ではでは。