こんにちは、フリーランス管理栄養士のいしもとめぐみです。
このブログでは
・日本ワインに興味があるんだけど、どれを飲んだらいいかわからない
・日本ワインに合わせるおつまみって何がいい?
という人に向けて「今度の週末、これ飲んで!」というおすすめ日本ワインと、いっしょに食べたいおつまみレシピを紹介します。
今回はおすすめ日本ワインはすみふぁーむ 龍眼2021に合わせたい2つ目のおつまみさつまいもの爽やかきんぴらのレシピを紹介します。
合わせてはすみふぁーむさんについても紹介します。
残暑に心地よい、すっきりした味わいのワインとおつまみを楽しんでください。
龍眼2021 スペック表&テイスティングコメント
ワインのスペック表とテイスティングコメントはこちらの投稿をご覧ください↓
はすみふぁーむってどんなワイナリー?①
今回ははすみふぁーむさんの紹介をします!
はすみふぁーむさんのワイナリーがあるのは、長野県東御市。
ワイナリーが数多く存在する長野県ですが、東御市には10以上のワイナリーが拠点を構えています。
そのひとつ、はすみふぁーむは創設当時「日本一小さいワイナリー」と呼ばれていたそうです。
はすみふぁーむの代表、蓮見喜昭さんは10代で単身渡米し、通訳者として大リーグの球団職員を務めていたそう。
球団選手や仕事仲間と食事をした際に飲み交わしたワインがおいしくて、ワインに魅せられてしまったのです。
帰国した蓮見喜昭さんは、栃木県にあるココファーム&ワイナリーさんでブドウ栽培とワイン醸造を学びます。
ココファーム&ワイナリーと、はすみふぁーむ&ワイナリー。
きっと修行先をオマージュして名前をつけたのでしょうね😊
長野県東御市にはすみふぁーむを立ち上げたのは、2005年。
ブドウを苗木から育て、2009年に委託醸造ではじめてワインができあがります。
かわいらしい醸造所ができたのも、同じ2009年。
はすみふぁーむさんのワインラベルには三角屋根の家のイラストが描かれていますが、これが醸造施設なのです🏠
長野県東御市には、ワイン特区という制度があります。
通常、果実酒等の製造免許取得にあたっては、最低製造数量基準として年間6キロリットルの製造が要件として設定されています。 その基準を果実酒については2キロリットル、リキュールについては1キロリットルに引き下げ、小規模事業者の製造免許取得を可能にしたのが構造改革特別区域法(以下「特区」)による「酒税法の特例」です。
※東御市公式サイトより引用
現在、ワイン特区は東御市だけでなく周辺の市町村にも広まっています。
小規模ワイナリーでも酒造免許が取りやすくなるワイン特区制度を利用し、はすみふぁーむさんは「日本一小さいワイナリー」を立ち上げました。
とはいえ、2012年にはワイン特区から一般の製造免許に切り替え、2013年には法人化して株式会社はすみふぁーむに。
現在はワイナリーのほかに、長野県上田市にアンテナショップ兼カフェを経営。
さらに2022年、りんご栽培や古民家カフェ、宿泊施設などを経営するのらリゾートさんと合併して、これらの事業にも取り組んでいます!
「日本一小さなワイナリー」は、どんどん大きく成長していっているのですね😆
さつまいもの爽やかきんぴら レシピ
では、はすみふぁーむさんの龍眼2021に合わせたい本日のレシピを紹介します!
華やかな果実味がありながら、酸味や苦味の繊細さを持ち合わせる龍眼2021。
さつまいもの甘みで龍眼2021の果実味によせて、柑橘をプラスすることで酸味や苦味にもアプローチするおつまみを考えました。
柑橘には今が旬のすだちを使いましたが、かぼすや柚子、レモンもいいですね!
手に入る好みの柑橘で作ってみてください。
エネルギー・糖質・塩分量・栄養素
【1人分】
エネルギー:101kcal
糖質:19.1g
食塩相当量:0.8g
さつまいもは糖質が多いというイメージがありますが、実はごはんよりも糖質は少なく、食物繊維が豊富な食材です。
さつまいもにはビタミンCもたっぷり。
加熱で壊れやすいビタミンCですが、さつまいもに含まれるビタミンCはでんぷんに包まれているので失われにくいのが特徴です。
すだちの生産は徳島県が盛んで、8〜10月が旬とされています。
料理に対する使用量は少ないのですが、ビタミンCや血圧を下げる作用があるカリウムが豊富です。
材料
【4人分】
さつまいも 中サイズ1本(230g)
すだち 2個
●みりん 大さじ1
●塩 小さじ1/2
サラダ油 小さじ2
作り方
①さつまいもは皮がついたまま3mm幅のいちょう切りにして、5分くらい水にさらす。水をきって、600wの電子レンジで2分加熱する。
②すだちは横半分に切り、飾り用のいちょう切りを作る。残ったすだちは種を取りのぞき、果汁を絞る。
龍眼2021との相性は?
塩味のきんぴら炒めにすることで、さつまいもの甘みが引き立てられています。
すだちに感じる和の香りに、心がほっと落ち着きますね。
龍眼2021に感じる柑橘の香りも、どことなく和の雰囲気が漂います。
香りでリンクして、ワインとおつまみに一体感が生まれます。
きんぴらの塩気で、ワインのミネラル感が引き出されているように感じます。
より引き締まった味わいになり、さつまいものほっこりした甘みを感じるおつまみも、ワインで後味すっきりです。
すだちの香りが本当に爽やか✨
季節限定の清々しい香りを、ワインといっしょに楽しんでください😊
すだちにかぼす、柚子などなど、和の柑橘に龍眼2021はとっても合うと思います。
いろんな料理に柑橘をそえて、龍眼2021を味わってみてはいかがでしょうか。
今日も日本ワインとおいしいごはんで、ゆるりと楽しい時間をすごしてくださいね。
ではでは。