こんにちは、いしもとめぐみです。
このブログでは
・日本ワインに興味があるんだけど、どれを飲んだらいいかわからない
・日本ワインに合わせるおつまみって何がいい?
という人に向けて「今度の週末、これ飲んで!」というおすすめ日本ワインと、いっしょに食べたいおつまみレシピを紹介します。
今回はおすすめ日本ワイン十勝ワイン ツバイゲルト2018に合わせたい3つ目のおつまみあじのソース蒲焼きのレシピを紹介します。
前回に引き続き、十勝ワインさんについても紹介します。
果実味豊かなワインにぴったりの、甘辛いおつまみを楽しんでください。
ツバイゲルト2018 スペック表&テイスティングコメント
ワインのスペック表とテイスティングコメントはこちらの投稿をご覧ください↓
十勝ワインってどんなワイナリー?中編
今回は十勝ワインさんのワイン作りについて紹介します!
ワイン作りはまず、ブドウ栽培からはじまります。
北海道は寒さが厳しく、十勝ワインさんのワイナリーやブドウ畑がある地域も例外ではありません。
その極寒の環境の中でブドウ栽培を行うべく、十勝ワインさんが取り組んだのは品種改良でした。
十勝ワインさんのワイン作りが、池田町に自生していた山ブドウを見た町長の言葉から始まったことは、前回の投稿でお伝えしました。
この自生していた山ブドウ、実はアムレンシスという寒さに強いブドウ品種の仲間だったのです。
アムレンシスは中国北部やロシアに自生するブドウで、なんとマイナス35度まで耐えられるそうです🥶
十勝ワインさんは、そのアムレンシス系の山ブドウをもとに、寒さに強いブドウ品種の開発に取り組みます。
そして「清見」「清舞」「山幸」といった品種を生み出すのです。
この「山幸」はワイン用ブドウ品種として、2020年に国際ブドウ・ワイン機構という国際機関に登録されています。
日本の固有品種が登録されたのは甲州、マスカット・ベーリーAについで3番目。
山ブドウをもとに作られているので、山幸から作られたワインの味わいはワイルド🐺!
渋みは控えめで、酸味がしっかりしているそうです。
十勝ワインさんで作られているので、ぜひ飲んでみたいですね💕
ちなみに、北海道のような寒い地域でブドウを栽培するとき、よく行われる方法に培土(ばいど)と排土(はいど)があります。
秋に実をつけて収穫されたブドウの樹は、次のシーズンまで冬を越さなければなりません。
冬の低温と乾燥に耐えられるように、ブドウの樹を土の中に埋めることを培土と言います。そして春になり、ブドウの樹を埋めた土を取り除く作業が排土です。
培土と排土は、ほとんどの地域で行われない寒冷地特有の作業で、ブドウ栽培に携わる人々の負担となっていました。
広大な畑にある樹を1本1本埋めて、春にはまた1本1本樹を傷つけないように掘り起こさなければいけない、それも毎年…
十勝ワインさんは、品種改良で寒さに強い品種を生み出すことで、ブドウ栽培の負担を減らそうとしたんですね😊
この品種改良は現在も続けられているそうで、十勝ワインさんではこれまでに約2万1000ものブドウ品種が作り出されたそうです!
探求心がすばらしいです✨
さて、ちょっと長くなってしまったので、十勝ワインさんの醸造についてのこだわりは次回お話しすることにします。
あじのソース蒲焼き レシピ
では、十勝ワイン ツバイゲルト2018に合わせたい本日のレシピを紹介します❗️
ツバイゲルト2018の心地よい渋みと果実味に、蒲焼き味を合わせてみました。
フルーティーな果実味やスパイスの風味を感じるツバイゲルト2018に合うように、蒲焼きたれに中濃ソースを加えます!
3枚おろしにされたお魚を購入して楽すれば、あっという間に作れます😆
ごはんにも合う簡単アレンジ蒲焼きを、ぜひ試してみてください!
材料
【2〜3人分】
あじ(3枚おろし) 3尾
ししとう 6本
薄力粉 適量
●中濃ソース 大さじ1/2
●しょうゆ 小さじ1
●酒 大さじ1
●みりん 大さじ1/2
●砂糖 小さじ1
サラダ油 小さじ2
作り方
①3枚におろしたあじに、薄力粉を薄くまぶす。ししとうはへたの軸を短く切り落とし、破裂防止のために包丁で小さく切り込みを入れる。●をよく混ぜ合わせておく。
②フライパンに油をひいて、加熱する。皮目が下になるようにあじを並べて、中火で焼く。ししとうもいっしょに焼いておく。
③あじに焦げ目がついたら、裏返して焼いて火を通す。ししとうは面を変えながら、全体に焼き色がつくように焼く。
④ししとうを取り出し、フライパンが汚れている場合はキッチンペーパーなどで軽く拭き取り、一度火を止める。●を加えて再び火をつけ、たれをあじに煮からめる。汁気が少なくなり照りが出てきたら皿に盛りつけ、ししとうを添える。
・あじ以外の魚では、いわしがおすすめです。ぶりや鮭でもおいしく食べられると思います。
ツバイゲルト2018との相性は?
照りてりのたれと、こうばしい香りが食欲をそそります😋
淡白なお魚も、蒲焼きにすると満足度が高くなりますよね。
中濃ソースには、果物やスパイスがたっぷり入っています。
だからツバイゲルト2018のような、フルーティーでスパイスの風味を感じるような赤ワインと相性バッチリ😍
おつまみの甘辛い味つけがツバイゲルト2018の渋みを和らげつつ、ワインの酸味がおつまみの力強い味わいを和らげています。
お魚なのであっさり食べやすいですが、蒲焼きのたれの味が濃厚なので、樽香を感じるツバイゲルト2018の強さともほどよく合いますね!
よかったら、今回のワインとおつまみレシピを楽しんでみてください🌟
手軽にワインとおつまみのペアリングを楽しみたい人は、チーズと合わせてみてはいかがでしょうか?
こちらはソムリエさんがツバイゲルト2018に合わせて選んだチーズがセットになっているので、おいしさは間違いありません😋
よかったら、試してみてください🌟
今日も日本ワインとおいしいごはんで、ゆるりと楽しい時間をすごしてくださいね。
ではでは。