こんにちは、いしもとめぐみです。
このブログでは
・日本ワインに興味があるんだけど、どれを飲んだらいいかわからない
・日本ワインに合わせるおつまみって何がいい?
という人に向けて、「今度の週末、これ飲んで!」という日本ワインと
いっしょに食べたいおつまみレシピを紹介します。
ヒトミワイナリー ソワフロゼ2021に合わせたい
最後に紹介するおつまみレシピです。
今回はトマトジュースでフレッシュエビチリを作ります。
ワインのスペック表とテイスティングコメントはこちらの投稿をご覧ください↓
今回はワインの清澄・濾過についてお話しますね。
ソワフロゼを醸造しているヒトミワイナリーさんは
「にごりワイン」で有名なワイナリーです。
ヒトミワイナリーさんを紹介した記事はこちら↓
「にごりワイン」とは清澄や濾過を行わず
ワインににごりや沈殿が見られるワインのことです。
清澄とは、清澄剤をワイン中にただようポリフェノールなどの不純物と結合させ
底に沈ませてワインをクリアにすること。
濾過は、ワインをフィルターに通すことで
清澄で取り除けなかった細かな物質を除去することです。
にごりのないクリアなワインはきれいですよね。
でも清澄・濾過の目的はきれいなワインを作ることだけではありません。
清澄・濾過をしていないワインには酵母などの微生物が残っています。
中にはワインに悪さをする、ワインの品質劣化の原因になる微生物もいます。
そのため一般的なワインは清澄・濾過することで微生物を取り除き
品質を安定させているのです。
ただし、あまり濾過をしすぎると、ワインの香りや風味、
うまみといった良いところまで取り過ぎてしまうことがあります。
だからヒトミワイナリーさんはあえて清澄・濾過を行わず
ブドウやワイン本来の味わいを楽しむスタイルをとっているんですね。
ちなみに。
ワインの清澄剤には卵白やゼラチンを使うことが多いそうです😳!!
実は料理でコンソメのにごりを取るときも、卵白を使うんですよね。
たぶん同じ原理では??
卵白やゼラチンを使った清澄、わたしが見てみたいワイン作りの工程のひとつです😁
では、料理を作っていきましょう!
ソワフロゼの色合いやジューシーな果実味から、ぷりぷりっとしたエビを連想しました。
活き活きとしたワインに合うように、フレッシュな味わいの料理を合わせたいと思い
トマトジュースを使ったエビチリを考案しました。
エビチリはトマトケチャップを使うことが多いのですが、
凝縮されたケチャップのうまみではなく
新鮮なトマトの味わいを感じるエビチリにしたくて、トマトジュースを使っています。
トマトとエビの味わいを引き立てるために、辛さはひかえめです。
さっと炒めるだけですぐに作れるので、ぜひ試してみてください!
トマトジュースでフレッシュエビチリ
材料(2人分)
むきえび 150g
長ねぎ 1/3本
しょうが 1/2片
青ねぎ 適量
●酒 大さじ1
●塩、こしょう 少々
○トマトジュース食塩不使用 1缶(190g)
○豆板醤 小さじ1/2
○しょうゆ 小さじ1
○酒 大さじ1
○砂糖 小さじ1
◆片栗粉 大さじ1/2
◆水 大さじ1
作り方
①むきえびは背ワタがついていれば取り除き、●をもみこんで下味をつけておく。長ねぎ、しょうがはみじん切りにする。青ねぎは小口切りにする。◆はよく混ぜ合わせておく。
②フライパンにサラダ油をしいて、しょうがを入れて弱めの中火で炒める。しょうがの香りが出てきたら、むきえびを加えて中火で炒める。えびの色が変わったら、いったんフライパンから取り出す。
③同じフライパンに○を入れて中火で加熱し、煮立たせる。えびをフライパンに戻し入れ、長ねぎも加えてひと混ぜしたら、火を止める。
④火を止めたまま、えびをフライパンの奥へよせる。◆をもう一度よく混ぜてから、手前のあいたスペースへ1/3量ほど加えてすぐによく混ぜる。全体を混ぜ合わせたら、再び手前にスペースを作って◆を1/3量加えてすぐによく混ぜる。同様にして◆をすべて加え、全体をよく混ぜる。
⑤再び火をつけて、全体をゆっくり混ぜながら2〜3分中火で加熱して、とろみをつける。器に盛りつけ、①の青ねぎをのせる。
・④のダマにならない水溶き片栗粉でのとろみの付け方のポイントは
1.片栗粉に対して水が多めの水溶き片栗粉をつくる
2.水溶き片栗粉を加える前に火を止める
3.水溶き片栗粉は少しずつ加え、都度よく混ぜて全体になじませる
4.最後に火をつけてしっかり加熱し、とろみをつける
水溶き片栗粉は加熱を続けたまま一気に加えると、かたまりになりやすいので注意してください。片栗粉は加熱することでとろみがつきます。水溶き片栗粉を加えている間は火を止めておくことで、落ち着いて少しずつ作業できます。水溶き片栗粉を加えて一見とろみがついたかのように見えますが、それだけでは不十分。しっかり加熱して煮たたせることで、とろみが安定します。
トマトジュースのフレッシュな風味と
活き活きとして甘酸っぱいワインの風味が、互いを引き立て合っています!
エビチリとはいえ辛味は少なめなので
日本ワインのやさしい味わいに寄りそってくれます。
実は、繰り返す料理の試作の都度ワインを飲んでいたので、ワインが結構減っていて💦
ソワフロゼはにごりワインなので、飲み進めるほどに沈澱しているにごりが混ざって
ワインの味わいが濃くなってくるんです。
そのにごりのうまみに、ぷりぷりっとしたエビの食感や味わいがよく合います😋
よかったら、今回のワインとおつまみレシピを楽しんでみてください🌟
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今日も日本ワインとおいしいごはんで、ゆるりと楽しい時間をすごしてくださいね。
ではでは。