こんにちは、いしもとめぐみです。
このブログでは
・日本ワインに興味があるんだけど、どれを飲んだらいいかわからない
・日本ワインに合わせるおつまみって何がいい?
という人に向けて「今度の週末、これ飲んで!」というおすすめ日本ワインと、いっしょに食べたいおつまみレシピを紹介します。
今回はおすすめ日本ワイン十勝ワイン ツバイゲルト2018に合わせたい2つ目のおつまみ山椒香る焼きとうもろこしのレシピを紹介します。
合わせて十勝ワインさんについても紹介します。
夏のなごりのとうもろこしを使った、ワインにぴったりなおつまみを楽しんでください。
ツバイゲルト2018 スペック表&テイスティングコメント
ワインのスペック表とテイスティングコメントはこちらの投稿をご覧ください↓
十勝ワインってどんなワイナリー?前編
今回は十勝ワインさんの紹介をします!
十勝ワインさんの特徴は、なんと言っても日本ではじめての自治体経営によるワイナリーだということ!
池田町を含む十勝地方ではもともと、ブドウ栽培は行われていませんでした。
しかし1950年代、十勝沖地震と2年連続の冷害による凶作の被害を受けた池田町。
農業はダメージを受け、町の財政も苦境に追いやられていました。
そのとき当時の町長が「野山に山ブドウが自生しているのだから、寒さが厳しいこの町でもブドウ栽培ができるはず」と町の農業と経済を救うためにブドウ栽培を発案しました。
ときには北海度の寒さにブドウが耐え切れず、全滅してしまうこともあったそうです。
数々の苦難を乗りこえつつ、池田町でのブドウ栽培は軌道に乗っていきます。
1963年、果実酒類の試験製造免許を取得して、ついに日本ではじめての自治体経営のワイン作りがスタートしました。
十勝ワインはブドウ栽培に取り組む中で、池田町に自生する山ブドウにも着目します。
この山ブドウがワイン醸造に向く品種であることがわかり、作られたワインは海外のワインコンペティションで銅賞を受賞。
十勝ワインの名を海外に知らしめることになったのです。
十勝ワインはワイン作りをまちづくりの一環としてとらえ、地元に愛されるワイナリーとして存在しています。
十勝ワインは全国に流通していますが、販売先の8割は道内であり、その半分は十勝地方。
ブドウの収穫に町民が協力し、当たり前のようにワインが飲まれている池田町では日常生活にワインが溶け込んでいます。
町営のワイナリーというとちょっと堅苦しい?と思いがちですが、十勝ワインは地元の人々に受け入れられ、支持されているようですね💕
次回は十勝ワインさんのワイン作りについて、もう少し詳しく取り上げたいと思います!
山椒香る焼きとうもろこし レシピ
では、十勝ワイン ツバイゲルト2018に合わせたい本日のレシピを紹介します❗️
ベリー系の果実味やほどよい渋みを感じるツバイゲルト2018。
しょうゆが焦げたような香ばしさが合うのでは?と思い、焼きとうもろこしに合わせてみました😊
わずかに感じるスパイスの風味によせるため、仕上げに和のスパイスである山椒を振りかけます。
少ない材料で簡単に作れるおつまみです。
ぜひ試してみてください!
材料
【2人分】
とうもろこし 1本
●しょうゆ 大さじ1
●砂糖 小さじ1
サラダ油 小さじ2
山椒 適量
作り方
①とうもろこしはひげをできるだけ取り除き、葉を2〜3枚ほど残してラップで全体を包む。600Wの電子レンジで4分半くらい加熱する。粗熱が取れるまで、ラップで包んだまま置いておく。
②手で触れるくらいに①が冷めたら、ラップと残っている葉とひげを取り除き、横に3等分、縦に4等分(十字に包丁を入れる)になるようカットする。
③フライパンにサラダ油をひいて加熱する。油が温まったら、実の部分が下になるように②をフライパンに並べて、中火で5分くらい焼く。
④③に焼き色がついたら、いったん火を止める。よく混ぜ合わせて砂糖を溶かした●を加えて、全体にからめる。
⑤再び火をつけてフライパンをゆすり、とうもろこしにたれをからめながら、たれを煮つめる。こうばしい香りがしてたれが少なくなったら皿に盛りつけ、山椒をかける。
・フライパンの加熱を続けながら●を加えると、とうもろこしにからめる前に蒸発してしまいます。いったん火を止めて、一呼吸以上おいてから●を加えてください。
ツバイゲルト2018との相性は?
芳ばしいしょうゆの香りがたまりません💕
口の中でジューシーに弾けるとうもろこしがおいしい、夏のごちそうです🌽
焦げたしょうゆの味わいが、ツバイゲルト2018の果実味にぴったりです!
しょうゆの塩気で、ワインの果実味がより引き立ちます。
やみつきになる甘辛い味わいですが、ずっと食べていると口の中に広がってしつこく感じがち。
でもツバイゲルト2018の酸味と渋みが口の中を引きしてめてくれるので、永遠にワインとおつまみを繰り返してしまいます🤣
仕上げに振りかけた山椒も、よいアクセントになっています。
ツバイゲルト2018の青みや渋みにも、山椒の香りがそっとよりそいます。
とうもろこしの甘みやしょうゆの甘辛い味だけでなく、焦げ目の香ばしさや山椒の香り、ツバイゲルト2018の樽香などが相まって、全体的な味わいに立体感を覚えます。
すごいな、このペアリング✨
手軽にワインとおつまみのペアリングを楽しみたい人は、チーズと合わせてみてはいかがでしょうか?
こちらはソムリエさんがツバイゲルト2018に合わせて選んだチーズがセットになっているので、おいしさは間違いありません😋
よかったら、試してみてください🌟
今日も日本ワインとおいしいごはんで、ゆるりと楽しい時間をすごしてくださいね。
ではでは。