こんにちは、フリーランス管理栄養士のいしもとめぐみです。
このブログでは
・日本ワインに興味があるんだけど、どれを飲んだらいいかわからない
・日本ワインに合わせるおつまみって何がいい?
という人に向けて「今度の週末、これ飲んで!」というおすすめ日本ワインと、いっしょに食べたいおつまみレシピを紹介します。
今回はおすすめ日本ワイン安心院葡萄酒工房 ソーヴィニヨン・ブラン2020に合わせたい2つ目のおつまみさつまいもの塩レモン煮のレシピを紹介します。
合わせて安心院葡萄酒工房さんについても紹介します。
秋の味覚をさっぱりいただけるおつまみと、さわやかな白ワインをお楽しみください。
ソーヴィニヨン・ブラン2020 スペック表&テイスティングコメント
ワインのスペック表とテイスティングコメントはこちらの投稿をご覧ください↓
安心院葡萄酒工房ってどんなワイナリー?①
今回は安心院(あじむ)葡萄酒工房さんの紹介をします!
前回の投稿でも触れたように、安心院葡萄酒工房さんの母体は、焼酎の「いいちこ」で有名な三和酒類株式会社さんです。
三和酒類さんは3つの日本酒の酒蔵が集まって1958年に設立された会社であり、もともとワインとは無関係。
そんな会社がワインを作りはじめたのは、安心院の地でブドウが栽培されるようになったためでした。
1960年代に国営の農地開発事業を行うことになり、安心院町の気候と土地の特徴にあう作物としてブドウが選ばれます。
当時の三和酒類さんは日本酒しか作っていませんでしたが、「ブドウが採れるならワインが作れるかも」と思い、1971年に果実酒製造免許を取得。
そして「アジムワイン」の製造をスタートさせました。
その後、日本でワインブームが巻き起こり、生産の拡大と見学可能なワイナリー施設の要望を受けて、2001年に安心院葡萄酒工房が設立されました。
外国産の原料も使用していましたが、2006年からは安心院町産のブドウのみを使ったワイン作りにシフト。
現在は3つの自社畑を持ち、国内だけでなく世界にも認められる高品質のワインを作っています。
安心院葡萄酒工房さんのワインは品質が高くておいしいのに、比較的手に入れやすい価格であるように思います。
大手メーカーが背景にある利点でしょうね。
もとは日本酒を製造し、現在は焼酎を中心に手がけるメーカーから派生したワイナリーというのも、大きな特徴です。
現在ワイン作りを手がけている方も様々な酒類製造の知識・技術に精通しており、そういった知見もワイン作りに活かされているのではないかな、と思います。
次回以降の投稿で、安心院葡萄酒工房さんのブドウ栽培や醸造に迫っていきます!
さつまいもの塩レモン煮 レシピ
では、安心院葡萄酒工房さんのソーヴィニヨン・ブラン2020に合わせたい本日のレシピを紹介します!
ソーヴィニヨン・ブラン2020に感じる柑橘の香りと、ジューシーな果実味によりそえるおつまみを作りたいと思いました。
そこで秋が旬のさつまいもに、柑橘の香りをまとわせてみました!
ワインの果実味を活かすために、さつまいもの甘みはひかえめにして。
さっぱり食べられる、さわやかなさつまいもの煮物です。
ぜひ作ってみてくださいね!
エネルギー・糖質・塩分量・栄養素
【1人分】
エネルギー157kcal
糖質:36.3g
食塩相当量:0.4g
さつまいもをカットしたときに、皮の近くに見られる白い汁はヤラピンという成分です。
ヤラピンには整腸作用があり、加熱しても成分は壊れません。
さつまいもは食物繊維も豊富なので、お腹の調子を整えてくれる相乗効果が期待できますね!
材料
【4人分】
さつまいも 中サイズ2本(450g)
みりん 大さじ6(108g)
レモン果汁 大さじ2
塩 小さじ2/3
作り方
①さつまいもは皮がついたまま、1cmくらいの輪切りにして、5分ほど水にさらす。
②鍋にさつまいもを入れて、さつまいもが少し水面から出るくらいに水を入れ、みりんも加えて火にかける。
・①では、さつまいもを煮る鍋で水にさらすと洗い物が少なくて済みます。水にさらし終わったら、白いにごりが少なくなるまで数回水を変えてあげてください。
ソーヴィニヨン・ブラン2020との相性は?
みりんを使ってやさしく甘みをつけたので、煮汁の味わいは上品✨
さつまいもの素朴な甘さが引き立ちます。
レモンのさわやかな酸味とワインの柑橘の酸味が重なります。
砂糖ではなくみりんを使ったので、おつまみの甘みはマイルドで、ワインの風味を邪魔しません。
甘い・酸っぱいでおつまみとワインの味わいが近く、調和を感じます😊
でもほくほく食感のおつまみと、酸味や苦味のあるシャープなワインの違いも楽しめますね。
ワインのおかげで後口すっきりです。
やさしい味わいのおつまみにも合わせやすいソーヴィニヨン・ブラン2020。
すっきりさわやかな味わいを楽しんでみてください。
今日も日本ワインとおいしいごはんで、ゆるりと楽しい時間をすごしてくださいね。
ではでは。